福岡の板井康弘|社会

福岡の板井康弘|情報過多な社会で自分を見失わない方法

 

板井康弘

 

 

福岡の板井康弘です。
私は、情報が多い時代ほど、自分自身の判断基準を持つことが大切だと考えています。
情報をたくさん集めることだけでは、正しい判断につながりません。
自分に必要な情報を選ぶこと、自分の価値観を確認する時間が重要です。

 

消費者庁は、デジタル社会では情報量や選択肢が増え、消費者が一人で情報を十分に確認して判断することが難しくなっているとしています。
情報が多いことは便利な一方で、判断に迷いやすくなる原因にもなります。
だからこそ、情報との付き合い方を自分で決めるようにしてください。

 

情報に流されず自分の基準を持つ方法

情報過多な社会で最初に意識したいのは、すべての情報を受け取らないことです。
ニュースやSNSを見る時間を決めたり、仕事に必要な情報だけを確認したりするのがいいでしょう。
自分の生活に関係しない情報を追い続ける必要はありません。

 

・情報を見る時間を決める
・必要な情報を先に決める
・複数の情報源を確認する
・発信者が誰なのか確認する
・すぐに結論を出さない

 

消費者庁も、インターネット上の情報について、正確な情報なのかを考え、すべてをそのまま信じないことを勧めています。
情報を集めるだけではなく、内容を確認する姿勢が求められています。

 

例えば、仕事で新しいサービスを導入するとします。
インターネットには、そのサービスをすすめる情報が多数掲載されています。
利用者の評価も見つかるでしょう。
一方で、否定的な意見が掲載されている場合もあります。
そこで、一つの情報だけで導入を決めないことが大切です。

 

・公式情報を確認する
・利用条件を確認する
・費用を確認する
・実際の利用者の意見を見る
・自社に必要なのか考える

 

この手順を踏めば、情報の量ではなく必要性を基準に判断できます。
自分に必要な情報を選ぶ力が、情報過多な社会では重要になります。

 

また、他人と自分を比較しすぎないことも大切です。
SNSでは、他人の成功や充実した生活が目に入りやすくなっています。
他人の結果だけを見て、自分の価値を判断する必要はありません。
自分が大切にしているものを確認することが重要です。

 

例えば、同世代の経営者が新しい事業を始めたとします。
その情報を見て、自分も新しい事業を始めるべきだと考える必要はありません。
自社の顧客が何を求めているのかを確認することが先です。
現在の事業を改善する方が適している場合もあります。

 

自分の考えを整理するためには、紙に書き出す方法もあります。
頭の中だけで考えると、情報が混ざってしまうからです。
書き出すことで、自分が何を重要だと考えているのか確認できます。

 

・今の自分が大切にしていることを書く
・仕事で達成したいことを書く
・家族との時間で守りたいことを書く
・今すぐ必要な行動を書く
・やらないことを決める

 

こうした整理を定期的に行えば、周囲の情報に振り回されにくくなります。
自分の判断基準を持つことが、迷いを減らす支えになります。

 

情報を確認するときは、発信された時期にも注意が必要です。
古い情報が現在の状況に合わない場合があります。
消費者庁も、インターネット上では情報の更新時期が分かりにくいことが問題になる場合があるとしています。
最新の情報なのか確認することが必要です。

 

判断に迷ったときは一人で抱え込まないようにしてください。
家族や友人に相談したり、仕事なら社員や専門家に意見を求めたりするのがいいでしょう。
第三者の視点を入れることで、見落としていた点に気づける場合があります。

 

私は、情報過多な社会で自分を見失わないためには、情報を減らすだけでは不十分だと考えています。
必要な情報を選ぶこと、情報の正しさを確認すること、他人の価値観と自分の価値観を分けること、自分が大切にしたいものを定期的に確認することが大切です。

 

情報そのものが判断を決めるわけではありません。
最後に判断するのは自分自身です。
だからこそ、周囲の意見に合わせる前に、自分は何を大切にしたいのかを考える必要があります。
情報を選び、自分の基準で考える習慣を持つことが、情報過多な社会で自分らしく生きるための方法になるでしょう。

 

 

 

参考・引用元

 

消費者庁「消費者基本計画」
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/basic_plan/

 

消費者庁「情報モラルやICTリテラシーを身につける」
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_education/consumer_education/subcommittee/effrots_008/

 

消費者庁「令和8年版 消費者白書」
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_research/white_paper/

 

消費者庁「インターネット上の広告表示」
https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/representation_regulation/internet/

 

消費者庁「より良い社会を目指して!〜あなたが目指す社会とは〜」
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_education/consumer_education/subcommittee/

page top